クイーンズ・ギャンビット

ECO D06-D69初級

クイーンズ・ギャンビット、1.d4 d5 2.c4 は、チェス最古の戦略的な作戦です。白はcポーンを差し出して黒のd5ポーンをそらし、中央を丸ごと手に入れようとします。実は本当のギャンビットではありません。白は必ずポーンを取り返せるからです。しかし、この一手が突きつける問いが、その後のすべてを形づくります。黒の3つの偉大な応手はそれぞれチェスの一学派を定義します。2...e6で辞退する(QGD)、2...dxc4で受けて(QGA)反撃する、あるいは2...c6でポーンを保持し(スラヴ・ディフェンス)明マス側のビショップを自由に保つ、という選択です。

メインライン

1. 2. 3. 4. 5. 6. 7.

図はメインラインを6手(半手)進めた局面を示しています。SpeakChessでは、このラインを一手ずつドリル形式で練習できます。トレーナーが相手側を指し、間違えるとその場で修正してくれます。さらに、忘れそうになる直前に各変化を復習できるよう、間隔反復で復習スケジュールが組まれます。

レーティング別の勝率

実際のオンライン対局の結果を、各行に示したラインの直後の局面で計測したものです。多くのオープニングサイトは総合的な数値を1つ表示するだけですが、オープニングの成績は誰が指すかによって大きく変わります。

レーティング対局数白の勝ち引き分け黒の勝ち局面(次の手の後)
400-600 805 52.1% 5.2% 42.7% 1.d4 d5 2.c4
600-800 295 50.8% 2% 47.1% 1.d4 d5 2.c4 Bf5 3.Nc3 e6 4.Nf3 c6
800-1000 70 57.1% 1.4% 41.4% 1.d4 d5 2.c4 Bf5 3.Nc3 e6 4.Nf3 c6 5.Qb3
1000-1200 38 50% 5.3% 44.7% 1.d4 d5 2.c4 Bf5 3.Nc3 e6 4.Nf3 c6 5.Qb3
1200-1400 80 55% 3.8% 41.2% 1.d4 d5 2.c4 Bf5 3.Nc3 e6 4.Nf3 c6 5.Qb3 Qb6 6.c5 Qxb3
1400-1600 221 57.9% 5% 37.1% 1.d4 d5 2.c4 Bf5 3.Nc3 e6 4.Nf3 c6 5.Qb3 Qb6 6.c5 Qxb3
1600-1800 57 63.2% 5.3% 31.6% 1.d4 d5 2.c4 Bf5 3.Nc3 e6 4.Nf3 c6 5.Qb3 Qb6 6.c5 Qxb3
1800-2000 112 59.8% 8.9% 31.3% 1.d4 d5 2.c4 Bf5 3.Nc3 e6 4.Nf3 c6 5.Qb3 Qb6 6.c5 Qxb3
2000-2200 203 70.4% 4.4% 25.1% 1.d4 d5 2.c4 Bf5 3.Nc3 e6 4.Nf3 c6 5.Qb3 Qb6 6.c5 Qxb3
2200-2400 127 66.9% 5.5% 27.6% 1.d4 d5 2.c4 Bf5 3.Nc3 e6 4.Nf3 c6 5.Qb3 Qb6 6.c5 Qxb3

最もよく指される継続手(400-600レーティング)

1.d4 d5 2.c4の後:

関連するオープニング

よくある質問

白がいつもポーンを取り返すなら、なぜ「ギャンビット」と呼ぶのですか?

伝統によるものです。黒が...b5や...a6でc4のポーンを保とうとしても、a4やNe5といった手で強制的に取り返せます。しばしば利子付きで、です。この「ギャンビット」は実際には、黒の中央のdポーンと白のサイドのcポーンの交換であり、それこそが2.c4の戦略的な狙いなのです。

クイーンズ・ギャンビットは辞退すべきですか、受けるべきですか?

2...e6や2...c6で辞退するのがクラシカルな推奨です。黒は中央に足場を残し、d4系チェス全体の基盤となるカールスバッド構造やスラヴ構造を学べます。受けるのも十分に健全ですが、より具体的な指し回しが求められます。黒は白の中央が進撃する前に...c5や...e5のブレイクで反撃しなければなりません。

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